これまでの電球に比べ驚きの明るさと光量

ここではヘッドライトに使われるHIDについて言及してみたいと思います。HIDはHigh Intensity Discharge Lampの略で、別名ディスチャージヘッドランプと呼ばれています。HIDはそうした名称を持つランプがあるわけではなく、高圧水銀ランプ等の総称です。

 
HIDは、アーク放電による光源を利用しており、白熱電球に比べて長寿命、高効率、高輝度といった特徴を持っており、昨今はハロゲンランプに代えてHIDを使用するユーザーも増えてきています。また光束が大きく、大規模空間の照明に適しているとか、指向性の高い照明が可能で遠くまで照らすことができるというという特徴を持っています。昨今、必要以上にヘッドライトが明るい車や視界が眩惑されるほどの眩しいヘッドライトを有した車を時折見かけますが、これは何もハイビームを用いていたり、いやがらせで眩しくしているのではなく、HIDによるものがいくつかあるというわけです。

 
さてHIDを使用する際は注意点がいくつかあります。例えば、10,000円以下の粗悪な製品だったりすると、耐久性等品質の信頼性に疑問が残ります。その他、HIDキットの取り付けは個人で可能ですが、取り付けに関しては相応の技術と知識が必要であるということです。いずれにしてもその場合は個人責任ということになりますから、自信がない場合は専門業者や指定の販売店に依頼した方が無難です(工賃は平均8,000円から15,000円くらいです)。もうひとつは、青白い光を灯すなど演出性の高い種類も多く、その場合は明るさや光量が十分に得られない場合がありますから注意が必要です。